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人狼という手段

ゲームだけにとどまらない【人狼】という論理パズル

僕は基本的にネガティブなワードを好まない。
それは、ポジティブな発言でをしていた方が、周りもポジティブになれるし、
なにはともあれ、マイナスなことを発していては人が寄り付かない。
言葉の暴力はフィジカルをも超える。だからといって肉体的な暴力がいいわけでもない。

逆に、普段褒めないからこそ、たまに褒められるととても嬉しくなるというケースも稀ではない。
否定もしないが、自分のスタイルではない。
『違う違う』じゃなく、『こっちこっちー!』の方が気持ちもいいと思う。

ただ、その中で思うのは、【思考力不足】による相手への暴力というケースはいたたまれない。
仕事をしている中で、いろんな会社さんや社会人の方とお話していく中でもったいないと思うケースが多すぎる。
自分自身を棚に上げるとか、そんなくだらない発言ではなく、
そんなまだまだちんちくりんな僕目線からみても、「いや,…うーん、そこは…」と思えるポイントが、
あまりにも多すぎる。
そんな中で思うのは、【人狼】をみんなやればいいのにな、ということ。

コミュニケーションゲームとしての観点

今日取引先の方と話していたときに出たことが、
「数学を知る必要はないけれど、論理的な事柄含めた考え方程度はわからないと努め上がらない」ということ。
ただ、それ以上に、数多あふれる【場合分け】の観点が抜けていることの多さ。
仕事だし、学生ですらないし、最高の答えは見つけにいかなければならないし、
それくらいの感情すら沸かなければ、もはやそんな仕事をする意味なんてない。
じゃあ、できるとすれば、ディティールへのこだわり等を含め、0.01%でも可能性を追うならば、
どんな細かくても、ちゃんと考えたかどうか、意図を持って動けたかどうか、
細かすぎるところだからこそやりきることの重要性、場合分けしてトライできるかどうかの必要性は、
信じられないくらい大事だと思う。

そんななかでおすすめしたい【人狼】とは、
市民の中に隠れた人狼を見つけるロールプレイングゲーム。
市民チームには人狼を見つけ出すヒントとなるように幾つかの役職が存在し、
毎晩占うことのできる占い師や、ガードすることのできる狩人など、一種の飛び道具的プレイヤーが阻む。
しかし、人狼は偽ったり、言動から信頼を勝ち取ることができれば、市民たちを味方につけられる。
何を信じるか、疑うかはプレイヤーの自由であるが、振り分け方も異なるため、
毎回がドラマのような展開になっていく。
しっかりと信頼を勝ち取るためには、言葉を尽くさねばならず、
「誰の場合は何で…」というのをひたすら追わなければならない。
追えなくなった場合は、論理破綻傾向が高く、追放されやすくなってしまう。
それでもあくまでゲームなのだ。本当に死ぬわけではない。
その中で得られる感覚がある慣れば、早速実行して訓練するべきだと思う。
それを踏まえてもいいゴールだったし、【結果】をしっかり描ききっていた。

仮にわからなかったり、複数人を用意できない場合には、
youtubeやニコニコ動画で【人狼】や【アルティメット人狼】と検索すれば、
国内トッププロに近いような方々の頭脳戦を見ることができる。
それらを見ることによって脳内にどうすれば場合分けができるのか知る有効策のひとつになりうる可能性が高い。

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