Prospectable harmonization
Prospectable harmonization
こんな日もなかなかない。横も下を排除して生活し、、ただ斜め上だけを見て走った。さらに鋭角を抉るため、横や下を確認すると地盤の柔らかさに愕然とした。確認はいつでもできたはずなのに。地平を確かめ、斜め上を見ると元とは異なる景色が広がっている。いい悪いではなく、上を確認したに過ぎない。今は上を見ることを忘れず、横や下も確認できるようになった。だから、事象も認識できる。
世界が成長していないと感じる。ITにも似ている気がする。感覚や感性がぐるぐるとまわっており、その中だけでパイを奪い合っている。企業もユーザーも紛れようなく。すごいんだ、それだけ人を動かせる、人に突き刺すということは。
海外のサッカーの情報分析サイト『Squawka』が倒産したようだ。目指す目的地への通過点の一つだ。インフォグラフィックを駆使した手法は世界で唯一無二のお世話になったサイト。自分たちが世界一へと向けて走り出して、ごみごみした下層の突破に悪戦苦闘しているなかで起きたこと。更新が止まっていたことも、約半月気がつくことはできなかった。見る必要はなかった、自分たちが上見て頑張ってたから。
邪魔は排除したい、ただ好敵手とはしっかりぶつかりたい。それでも、ぶつかりながら裾野を広げていきたい。今はたったひとりの熱狂だけど、必ず、国内にスポーツデータという世界観を落とし込み、情報分析、予測、エピソードやデータの可視化、数値のゲーミフィケーション化、あらゆる面で落とし込む。ビジネス的なことはわからない部分もあるけれど、「面白い」と30年間で自分が思い続けられるようなことも、「頑張る人間たち」のきっかけやプロセス、その後といったエピソードやキャラクターに限られる。いつまでも手をこまねいてる場合ではない。
待ってるんだ、世界が。届く、届く。
はやく行かなきゃ、消滅してしまう。願う世界と対極に近い今の世界。潰すのではなく調和だ。その期待をしながら待つべきだ。それを思えぬのだから、早く登って伝えなければ、だから吐く、述べる、伝える、世界を増やす。
今できることが、まだ、きっと、ある。