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ロスト・ヒューマン/東京都写真美術館

<今日、世界は死んだ もしかすると昨日かもしれない>

今日世界は死んだ。もしかすると昨日かもしれない。
この文言を皮切りに未来からの警鐘が、文明の衰退と残された廃墟をイメージさせたラインナップ。

人も、会社も、文化も、
生まれてはいつかは終わる。
永遠につづくことなど、ない。

永遠を求め続ける人間たちの葛藤が色濃く映しだされた現世には、
破滅を導くファクターが多く孕んでおり、ともすれば一つの掛け違いによっては…
一見の価値があるかと思います。
美術品や写真展は、僕なりの考え方として、
【物体そのものへの感情論】や【作品に対する美的感覚の共感性】というよりは、
【作品個体から個人へと連綿に流れる想いの解釈】だと思うんです。
だからこそ、見終わった後の頭が疲れる感覚が好ましい。

現在自分で考えて実装したい【Expicture】というシステムがあり、
培ってきたモチベーションシステムや学習・労働の経験を混ぜ込みます。

2013年のうさぎスマッシュ展で発表された
ライゾマティクスの真鍋大度氏による"traders"あたりには、
かなり色濃く影響を受けていて、
一般的なデータの可視化、見える化なんてものを遥かに超越するレベルにしたい。
そのためにはぶっ飛んだくらいのアーティストの思考が少しでも垣間見えるところに、
資金的なリソースを割くのは、本1冊、映画一回の価値を遥かに凌ぐシナプス可塑性を含んでいるんじゃないかと。
久しぶりに訪れた美術鑑賞で得た思考の膨張を、
様々な仕事に活かしつつ、弊社スタッフの研修にも取り入れていくつもりです*

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