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サッカー フットボール

結果は努力ではなく承認回数によって成る

2016/09/16

さて、後輩、部下、息子さんや娘さんをお持ちの方は、
「なんであいつ(あの子)は努力しないのかしら」と感じたことはありませんか?
私自身、現在の職業をこなしながらも、
・就職活動の相談
・転職活動の相談
・親子関係コンサルティング
などいろーんなことをしているわけですよ。

もっと勉強すれば、
もっと練習すれば、
もっと先輩に聞いて仕事すれば、
結果を残すことができるのに。

それは、確かなことかもしれません。

ただ、その言葉、
そのまま本人に伝えたりしていませんか?

「もっと○○する」というのは、
未来への努力という意味でポジティブにとることはできますが、
要は現状否定であり、
今の当人を否定していることに繋がります。

言葉を受けた当人は、
今の自分を否定されたため、
プラス方向への歩みを止めてしまう…
ともすれば、マイナスの方向に進んでしまうこともあるのです。

TwitterやFacebook、LINEの流行があり、
瞬間的コミュニケーションが若年層には特に急速に進んでいます。
それぞれのサイト・アプリを用いて、
周囲とのコミュニケートを築きつつ、
自分が投稿したことについて「いいね!」とされることへの嬉しさを感じることが多いのです。
「SNS疲れ」というニュースも聞きますが、
多くの人(特に都市部)の生活インフラとして欠かせないツールでもあります。

リアルなコミュニケーションだけではなく、
デジタルなコミュニケーションが増えたことで、
人と人との関わりあいは増えてきたものの、
人から褒めてもらったり、心の部分での承認に対する「飢餓感」を感じます。

僕自身、今の塾の先生(教室長)という立場を通して、
最近の子どもたちの自信のなさや、努力に対する辟易した感情に嘆きを覚えています。

現状の打破のためには、
我々大人や、「上」の立場にある人間が、
「今」の、「ありのまま」の当人をまずは認めてあげることが大切です。
特に、まずは存在承認…

「いてくれてありがとう」
「○○してくれてありがとう」

などの、『当たり前』な部分を承認してあげることが大切です。
それだけで行動は変わってきます。

存在を認め、現状を認め、
その中で当人の思う未来を認め、
さらによくしてあげるために改善案を伝えると、
目が変わっているのを感じます。

まずは、ファーストステップ。
今、人と人との関係で、軋轢を感じている方!

相手の「存在や現在の状況」を承認してあげてください!

少しずつでも変わってくるところがありますよ!

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