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若手起業家向け「ブログは授業だ!」第1回|「原体験」を裏打ちする積算の付加価値

学生起業家/起業家志望は「何から」始めればいい?

 会社経営はロールプレイングゲームだ。
「人生=ゲーム」との発言もあるように、法人格を取得すればその会社は『人格』をもつ。それは人間と同じ、新たな生命が宿ったのと同様だ。ただ、赤ちゃんを育てることと比べれば、親である経営サイドの色が濃く反映される。事業形態や経営方針、経営理念、人事採用など、数多ある「考えなければならないこと」をこなすことである程度の対応は可能だし、情報量を揃えて、対応可能なまでにアプローチさえすれば、ゲームにほど近い状態を創出することができる。

 まず、第1回目となる今回は、
 「来年にでも起業しようと思ってんだよね~」
と周りに発言しちゃったものの、”「どのジャンル」でビジネスをすべきか悩む起業家志望”に視点を合わせてお伝えしたい。




【自己紹介】株式会社Lifepicture代表佐藤祐一とは?

 現在30歳で、法人の代表を務めることができていますが、「社長」を志したのは約12年前。大学受験のまさに本番2月末、早稲田大学の受験の真っ最中でした。詳しくはまた書きますが、浪人することになって時間ができたのもあり、多くの調べ物をしながらの大学受験。第二志望だった東京大学にこそふられたものの、第一志望の早稲田大学に合格。ただ、上京してわかったのは、勉強こそできたものの、「自分は何者でもない」こと。
 個人事業主期間は長く、人生的にも紆余曲折あったものの、10年かかってようやく法人を設立することができました。「12年前もしこのブログがあったら見ていたな」という観点で書いていきます。堀江貴文さん、藤田晋さん、前澤友作さん、家入一真さん…といった超ネームバリューのある方々のような華のある稀代の起業家たちとは比べ物にならないものの、「ああ、この佐藤でもできるんだったら、俺の『このスキル』で挑戦してみようか」とは思える自信がつくのではないでしょうか。
 相当なプランニングや行動をするのは当たり前なので、実際に僕がやってよかったことや失敗したこと、視点について読んでみてください。後述する「原体験」や僕自身の人生的な側面はそのうちまた記載します。その僕の人生の流れを見ることで「より流れが理解できる」ケースもあると思います。

起業家志望はどこまで考えるべき?

 フェーズによって変わりますが、これから物事を考える学生起業家や起業志向の方ならば、「自分が楽しめるビジネス」の形とお金を作り出す方法論、ユーザーさんとコミュニケーションできるタイミングの3点を考えられれば大丈夫です。
 また「起業家志望」とはいえ、30歳を超える場合は成長性や将来性以上にこれまでの実績値や既存クライアントも見られます。そのため一歩踏み込む必要がありますが、10代・20代ならば別でしょう。

没頭できる事業を考え抜け!

 では、どのようなビジネスをすべきか。これは簡単で「没頭できる」内容であればいいのです。ビジネスだからと稼げるものやお金になりやすいものと考えてもいいでしょうが、それが「没頭」につながらない場合はスケールアップもできない。
 あくまで僕の場合の例ですが、起業の際に「車」「旅行」「飲食」「アクセサリー」「喫煙者の多い業界」「マジョリティーなもの」といったジャンルを省きました。
・「車」:車の免許すら取れないレベルで視力が悪く興味がない
・「旅行」:東京が好きで上京したほど。世界のどこにもいきたくない。
  ※東京紹介系サービスならば話は別
・「飲食」:乳製品アレルギー/お酒を飲まない/インスタント食品を消費しない
  ※自らの強みを活かしにくいジャンル
・「アクセサリー」:邪魔なので時計も身に着けないほどのため。
・「喫煙者の多い業界」:たばこが単純に苦手、価値観合わないケースが少なくない。
・「非マジョリティー」:元々天の邪鬼。マジョリティーなもの強豪性もどうせ多い。
同様に、アパレルや雑貨、インフラ、イベント系、テック系等、自分が楽しめにくいものは徹底排除してました。


「没頭」をなす学生時代までの原体験

 20年程度生活していると、時間を忘れて何かの行動をした経験をお持ちの人は少なくないでしょう。部活に打ち込んだり、勉強を頑張ったり、旅行を楽しんだり、音楽に聴きいったり。もしくは、プラスなことでもマイナスなことでも強烈なインパクトを残した体験もあるはず。全国や地域で1位を獲得した何かだったり、いじめや引きこもりといった経験だったり。プラスマイナス関係なく、幼少期~少年期に体験した何かの原体験がきっかけとなって行動したものほど「没頭」の対象に入ったりします。
 僕自身の例では、小学生からずっと「いい先生やいい大人」に巡り合ったことが少なく、教室や授業も『自分の満足に達していなかった』という教育的体験から、彼らを反面教師とした教育コンテンツ・いい教師像を作り上げて展開したケース。友人が少なく、パワプロやウイイレ・さかつくばかりに手を出しひたすら様々な検証を行っていたことから、現在のスポーツデータ会社の設立といった経緯にも至っています。上げれば切りはありませんが、おそらく皆様の人生経験の中にもこのような経験は多くあるはずです。

「原体験」が想像できない人へ

 原体験が想像できない人は、自分の人生におけるプラスだった事例やマイナスだった事例をあげてみると良いかもしれません。前出した事例ですが、あまり学校コンテンツに満足できなかった僕は、大学入学までの間の勉強の殆どを独学で過ごしています。中学・高校には通学していたものの、教室内では常に「内職」を続けました。独自で満足の行くコンテンツを作り出し、予備校に通って以降はその力を加速度的に花開かせ、全国トップまで到達できた点を踏まえれば、マイナスからプラスに持ち込むこともできました。
 あまり人とコミュニケーションを取らなかった過去があるため、多くの事例はありませんが、自分の人生を振り返れば何かにあたります。「ごく普通な人生」と評される方も少なくありませんが、何年も自分の人生を生きているだけで、人間という生命体がこれまで何百億人と誕生した中でも唯一のオリジナルな人生を送っています。何かを発見してあげましょう!

お金や人材の心配はどこまでする?

 自分の没頭できるビジネスモデルができてから考えればよいのです。webサイトが必要、大量の資金が必要、と出てきたとしても、達成すべき時系列の並び替えを行えば、最初のスタート地点はまるでミニマリストかのようなスタート地点だったりします。
 人材に関しても本当に必要か。自社内で完結する必要があるのか、身の回りでサポートしてくれる人はいないものか、もしなかったとしてもクラウドワークスやランサーズと言ったサービス、もしくはTwitterやpixiv、instagramを通してお願いできる人はいないかなど、現世で発注できる選択肢は数多存在しているんです。

やっぱり「原体験」がない!という人

 「まったくない!」もしくは「無くはないけど仕事に繋がりそうなものがない!」という場合もあるかもしれません。その場合は現在興味があることや、やってみたいことを書き出してみましょう。その中に人生内の原体験やプラスマイナスに関する部分がでてきます。あるなら活かす、ないならつくる。無いことは悲観的なものではありませんが、これから何かをチャレンジしていくにあたり、小さくても少しの成功体験を積み重ねていけるチャンスが目の前にあるんだと思えたらベストでしょう。

まとめ


どのようなビジネスを始めればいいかは、
・没頭できることをやる
・自分の人生の中の「原体験」か「プラスマイナス」を想像
・無駄な心配はせず、まずは構想を練り上げることが重要
・「原体験」がない場合はつくりにいく
・これからチャレンジ量が多くなるため、成功体験をつくる

 観念的な側面が多いものの、絶対的に必要な事項として羅列してみました。
まずは、「原体験」や人生を振り返るところから、自分の中にあるオリジナリティを発掘してみましょう!








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