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【今日のLifepicture】勝つための意識【#018】

地元である仙台に戻ったり、社内体制でドタバタしていたりと、

気づいてみたら一週間あいてしまったのが先日。

よくよく考えてみると、オフィスで一日を過ごすというのも久しぶり。
祝日だから当たり前ではなく、土曜も日曜も関係なく過ごしていた。

とはいえ、弊社スタッフもほぼ休んでいたため、
社内にはバイト組と自分。いつもなメンバーで過ごす一日。

ただ、いつもと違っていたのは、
2016年のJ1最終節であったこと。

サッカーの話ではなく、【勝つ意識】の話をしてみたい。

【勝利貢献という大前提】
僕は、僕らは、
スポーツの予測を生業としてこの会社をやってきた。
そして、
・サッカーの試合を見てきた数(サッカーだけじゃないけど)
・予測を行ってきた数
・その予測の正当確率
ならば、少なくとも国内でトップに立てていると思う。

もちろん、感覚でやっているわけもなく、
幾つかの理論を構成しながらやっている。

僕自身は、【バイオリズムモデル】と勝手に名付け、
現状は約30に及ぶ項目数から公式を施し、勝敗とスコアを決定づけている。

しかし、これにはある種の鉄則が存在する。
【チームはプレイヤーは勝利・勝利貢献・得点貢献・無失点貢献するものとする】
という仮定があった状態でのモデルである。

だから、もし仮に、
【勝利しなくてもいいやー、得点?とれればいいんじゃなーい?】
といったけだるすぎるモチベーションのもとに行われていたとしたならば、
それはこのモデル上の数値と信じられない差を生み出す結果をもたらしてしまう。

【目標設定の意識】
とはいえたしかに、僕自身も今までに多くの組織に所属する中で、

・勝ちを知らない
・貢献するってどういうこと?
・なんで自分の100%を出さなきゃいけないの?
・えー、とりあえずだるい
・なんで勝つ必要性があるの?
・負けなければ勝ちっていえない?
・誰と競ってんのよwwwww
・自分との戦いとか、まじかよw

こんな状態になっている人は多く見てきた。
むしろ、勝利に対する意識がない人のほうがこの世の中は多いと思っている。
スポーツチームやベンチャー企業なんて、
勝たなければ何を言われるかわからない。
だからそのためのスピリットが本当に大事なはずなのに…
お金もらっている以上、自分のパフォーマンスをどこまで発揮できるかが大事なはずなのに…
その観点は、少なくともこの国にあまり根付いていないのかもしれない。

『負けなければ』=『生き長らえられる』
しかし、
『勝たないと』=『生き続けられない』
ヒトの歴史は、決して生存することを担保されてきたわけではない。

だからそのための【目標設定が大事】である。

【降格争いから見る『伸びるチームと沈むチーム』】
今季のJ1は最終節にして残留枠3席を4チームで争う形となった。
・ジュビロ磐田
・ヴァンフォーレ甲府
・アルビレックス新潟
・名古屋グランパス

結果として、
磐田は勝利し、他の3チームは敗北。
それに伴い、名古屋の降格が決まった。

ただ、試合前のコメントからわかることがある。
磐 田「降格とかそれ以前に、目の前の相手(因縁の相手であるベガルタ仙台)に対して負けられない」
甲 府「降格候補がどうこうではなく、まず勝つということですね」
新 潟「状況に応じて、勝つだけではなく勝ち点・得点・失点についても考えていきたい」
名古屋「早くピッチに立って(降格かどうかについて)決着をつけたい」

磐田と甲府には勝つ資格があったし、
新潟と名古屋は勝つ視覚すらなかった。

こんな状況ででも、相手ではなく目先の利益だけ見ていては絶対に強くならない。

【先を直視する】
先を見据えることはいいことだが、未来だけではなく足元も見る必要がある。
ただ、現状部分だけどうにかしようと小手先のことをすればどうにもならなくなる。
新潟も、今回はこの状況で残留したが、来年度体制を変えない限りは危ない。

過去があるから今がある。
ただ、今があるから未来がある。
逆に言えば、過去と未来から現在も決定づけられる。
そのためのロードマップを敷くのが目標設定であある。

【勝つ】ためには【勝つための行動を取り続けなければならず】、
【負けないように】とか【あとででもいいや】という気持ちならばどうすることもできない。
【勝ちきって次に繋げる】くらいのことは世の中でもっともっとあっていいと思う。

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